2021年11月、九州大学都市研究センターに、寄附研究部門として「ウェルビーイング研究部門」を設立いたしました。
活動概要
活動名:九州大学ウェルビーイング研究部門の設立
設置年月:2021年11月、設立期間:2021年11月01日〜2024年03月31日
寄附総額:1億4550万円
活動計画
研究目的
「Intergenerational well-being(世代をまたがる幸福/充実)」について、1)研究、2)国内および国際的なネットワーク構築を行うことで、九州大学がWell-being分野における先導的学術拠点として地位確立することを目的とする。
研究課題
1)研究
基礎研究として、a)世界各国のWell-being度には格差がみられるがその歴史的起源は何か、b)主観的ウェルビーイングの知覚プロセスにおける原理の解明、等について学際的観点から研究を行っていく。
また応用研究として、糸島市をフィールドとして本学内の他部門とも連携しながら、Well-being関連活動の企画・実施・評価を行っていく。
2)国内および国際的なネットワーク構築
国内外のアカデミアとWell-being分野における連携を構築・推進していく。国内においては、東京大学の公共政策大学院や福井県立大学等と連携し、ウェルビーイング学会を立ち上げる。また、Well-being分野における若手研究者を本学に招いた国際学会を定期開催していくことで、次世代研究者のグローバル・コミュニティを構築する。
担当教員
部局局員:馬奈木俊介教授
理事 石川よりコメント
雲孫財団は、ウェルビーイングを大事な価値観の一つと捉えています。このウェルビーイングが、超・長期的かつ原理的な観点から研究が進んでいくことを期待しています。
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