2022年1月9日、福岡県飯塚市の聴福庵に伺い、「暮らしフルネス」を体験してきました。
聴福庵とは?
今回伺った聴福庵は、福岡県飯塚市にある築150年の古民家を甦生させた施設です。伝統的な日本人の暮らしを受け継ぐ、懐かしい暮らしを実現した場所になっています。
中に入ると、建物はもちろんのこと、調度品ひとつひとつから日本の伝統的な暮らしやその知恵が感じられ、暮らしや伝統を受け継いでいくことを思い巡らされました。
聴福庵や「暮らしフルネス」、後ほど紹介する祐徳大湯殿については、一般財団法人 徳積財団様のホームページで詳しく紹介されております。ぜひご覧ください。
暮らしフルネスを体験
七草粥で「ととのう」
お伺いしたのが人日の節句に近かったこともあり、まずは七草粥をいただきました。
囲炉裏を囲んで餅を焼き、七草の入った汁物と合わせていただく。毎年食べる七草粥とはひと味もふた味違う体験でした。
自然や旬を大切にする日本の伝統的な営みを通じて、季節の移り変わりを感じながら、心も体も癒やされ浄化されていく、そんな時間になりました。
祐徳大湯殿で「ととのう」
その後、祐徳大湯殿に移動し、備長炭サウナを体験しました。
日本の伝統的な知恵と自然の素材を生かしたサウナとなっており、暮らしと「ととのう」が一体となった空間でした。
郷土料理もつ鍋をいただく
サウナでととのった後は、皆さんでもつ鍋をいただきました。
今回いただいたのは一般的なもつ鍋とは異なり、郷土料理である薬膳としてのもつ鍋で、食材そのものを感じられる、地域文化や自然に根ざした食事を体験できました。
最後の記念写真では、ととのった頭と体に、あまりの美味しさが相まって、顔が自然とほころんでしまいました。
最後に
今回は半日しか滞在できず、暮らしフルネスを体験しきることはできませんでしたが、それでも日本で受け継がれてきた暮らしの豊かさや知恵をあらゆる場面で体感することができました。
今回考えさせられたことや学びを踏まえて、雲孫世代に跨る豊かさを考え、そのための実践に繋げていきたいと思います。
0コメント